台風１４号のスウェルがヒットした鎌倉にケリー・スレーターが登場してサーフィンを楽しんでいきました。
日曜日の朝、でん助は珍しく早出で姥が谷横のミオでレフトを楽しんでいると、２時間近くたって、そろそろ上がろうかという時に、１３４号線のラッシュ社前の歩道に大勢の人だかりが出来ているのに気がつきました。なんとそれがキングケリー御一行でした。スキンヘッドのケリーは眼光鋭くじっと波をチェックをすると、進藤晃の５’１’’をセレクトしてパドルアウト。そこを、キッズ、ローカル、さらには野次馬と、大勢のギャラリーが追いかけていくという、日本の普段のビーチでは見たこともない大騒ぎ。
ミオのレフトで見たケリーは、スイスイー、パチパチ、グイーンと、力のないインサイドブレイクをすべてパーフェクトにメイク。ギャラリーからは熱い溜息がもれてました。でん助はそこまでしか見ていませんでしたが、そこからケリーは姥が谷でも乗ったということでしたから、追っかけファンは大満足、ローカルも目の肥やしになったことでしょう。
その後、キングケリーは数日を湘南で過ごし、平塚のビーチブレイク、西湘のリバーマウスと、夏の日本の台風の波を満喫。有名サーフショップなどにも足を運んで、自分のビジネスもきちんとこなしていたからたいしたものだ。
これまでに１１度の世界チャンピオンを勝ち取って歴史を築いてきたケリー。サーフィンには、サーファーがビジネスすることを良しとしない部分もあるが、これから先のケリーはどんな未来を切り開くんだろう。
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