波乗りでん助

~ サーフィン総合研究所 ~

乗れない。大きな掘れた波。

1月 11th, 2009 · No Comments

私事で恐縮ですが、いつまでたっても大きな掘れた波に乗れません。
波のボトムがグォーとふくれあがってくる。波のピーク斜面も限界までそそり立ってくる。テイクオフポジションを合わせるんですが体が硬くなってしまってパドリングがのろい。いい位置にたどり着けないんです。こうなると乗れないどころかテイクオフが遅れてしまいます。情けない。波のサイズが4フィートオーバーになってくるとビビリが出てくるんです。なんとかなりませんかね。
バッドワイプアウトは毎回のことですから馴れているんですが、私の場合はテイクオフでいけないんです。パーリングが怖くて腰が引けちゃっている。チキンなんですね。自分に負けてる。行けるのに行かないで波をスルーしたりしてると、リズムの輪の中からはじき出されてまったく乗れなくなってきたりします。サーフポイントの海の中は弱肉強食というのが全世界共通の掟。サーフィンの上手な者からいい波を喰っていきますから、弱者にはグッドウェイブは回ってきません。乗れない者は去れ。それが常識です
ノースショアのベルジランドでは突き刺すような真剣な眼差しで8歳児が掘れまくったダブルアップに飛び込んでいきます。そうかと思えばちょっとお兄ちゃんの10歳児がグウィーンとボトムを抉ってから高速で張りまくるショルダーをハイラインで刻み込んでからエアやカービィングでフィニッシュに持ち込んでくるのが定番です。沖のピークに集まる大人達とはまた別の世界でリッピングを繰り返してキャーキャー楽しんでるんです。しかしここでも行ける波に行かない奴はしだいにテイクオフのルーティンから外されていってしまいます。パーリングしようが、何しようが、行ける波は全部ゴーなんです。失敗の中からガッツとスキルが身に付くというものです。
チキンなでん助でも、本当に時たまですけど波をグッドキャッチできることがあります。波の神様は平等。それがサーフィンの良いところです。サーファーにしか解らないサーフハイはゴーフォーイットしてこそ誰にでも感じることが出来るのです。フレディのダブルアップとベルジレフトの4ftウエストピークをメイクする。それが今シーズンのでん助のテーマ。がんばりたいです。

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