波乗りでん助

~ サーフィン総合研究所 ~

東北関東大震災

3月 25th, 2011 · No Comments

3月11日午後、東北、北関東のコーストラインが大地震と大津波にやられました。
あげくの果てに40年前の昭和46年に営業運転を開始した、あの福島第一原子力発電所が見えない放射能を吹き出し続けてます。チェルノブイリ級の原発事故を日本が起こした。トップニュースは大津波となって世界中に波及していきました。福島原発は今までずっと5メートルの津波を想定した当時のままの危機管理だったのでしょうか。そんなスケールではM9の津波から海岸線に建設された原子力発電所を守れるはずがない。海をなめてはいけない。海へのリスペクトを知っているサーファーならば誰もが知っていることです。想定外の事態にあっけなく遭遇してしまうのが海の怖さ。福島第一原発はあっという間に海の大きさに一飲みされて、緊急バックアップ機能を失ってしまいました。悲しいけれど、東京電力のトップと国の官僚、政治家は海へのリスペクトをわかってない。
鎌倉は地震直後から海が渦巻き始め、40分後にはズァーと沖へと潮が引き、腰越から稲村にかけての海底リーフがすべてむき出しになりました。波のある時にウェイティングするリーフエッジの棚の端まで丸見えでした。そこからしばらく時間が経過して、今度は潮がジワジワと満ち始め、むき出しだったリーフを覆い隠し、大潮の満潮いっぱいぐらいに134号線ギリギリまでショアブレイクが迫り、そこヘザァーと一直線の波が打ち寄せてきました。第一波の津波です。そして第2波はしばらくして同じように潮が引いてからザザザァーとさらに大きくヒットしてきました。
サァーと潮が引いてリーフの棚が全部見えた時は、いよいよ来たかと津波の到来を実感。海より一段高い鎌倉高校の崖から様子をうかがって、だいぶ時間が経ってから自宅に戻ると鎌倉はすでに停電。暗くなる前に急いで食事を済ませ、そのまま真っ暗な夜をむかえました。が、実はその時、原子力発電所にさらなる危機が迫っていたんですね。
宮城、岩手、福島、茨城、青森、さらには片貝と、甚大な被害が報告されている地域すべてがナイスでメローなサーフカントリーです。世界中のサーファーに知られているグッドブレイクです。そこで暮らすローカルサーファーが大勢います。2週間が経過した現在でも行方不明者は1万6千人をこえています。しかもこれからは放射能汚染の拡大が憂慮されるところです。でも、我々は日本人。被災の悲しみをのり越えて復興への活動が徐々にですが力強く始まっています。神戸には原子力発電所はありませんでしたが、申し訳ないけど広島や長崎では被爆を体験しました。東北の人達だって世界が驚く復興をいち早く成し遂げるでしょう。ローカルサーファーが震災前のように笑顔でサーフィンできるときは必ずやってきます。
その日が一日でも早く実現することを心から願い応援しています。

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