波乗りでん助

~ サーフィン総合研究所 ~

2014夏ビッグウェイブウィーク途中報告。        4日間吹き続けたオンショアの切れ目に台風11号からの  スーパーウエストスウェルでグッドブレイクが炸裂。

8月 9th, 2014 · No Comments

土曜の朝の鎌倉には、950ヘクトパスカルという強烈な台風から待ちに待ったオフショアに整えられた波がヒット。七里ケ浜はクリーンなブレイクを見せていたが、普段の大混雑とは正反対でラインナップにはサーファーの姿は見えず。誰もいないレフト&ライトがクリーンに割れるだけ。しかしその先のイナムラはパワー充分。グリグリに巻き上がったバレルも出現する中でサーファーのハードドロップが連発。とくに今日はロングボーダーが少なく、普段はあまり目にしないリッパー達が次々に波を切り刻んでいた。

鎌倉から先の一昔前まではシークレットゾーンだったブレイクも、これ以上をのぞんだら罰が当たる最高のファンサーフ日和が一日中続いた。なにしろ風はばっちりで波のフェイスは日暮れまでクリーンのままだった。噂に聞いていた逗子のロングライドも初めてじっくり観察させてもらった。割れそうで割れないパーフェクトなライトはキッズサーファーやビッグウェイブ初心者には願ってもないコンディションでした。

シークレット中のシークレットライトは抜群のブレイクをさらしまくっていた。やはり波の割れ方の綺麗さとパーフェクトさは、このエリアではNo1。クリーンな極上チューブを抜け出してくるサーファーを何人も目撃した。

シークレットレフトは絵に描いたようなファンサーフだった。しかも今日は隣にあるマリーナのプールでライブコンサートが開催されていたせいか、ポイントはいつもの台風コンディションの時とは比べ物にならないくらいにガラガラ。
スムースン・カジュアルの池田潤さんはタイトル通り、好きな波を、好きなところから、好きなだけ乗っていた。

ここのライトもクリーンなショルダーが張りまくりで最高状態! クッと掘れ上がるテイクオフドロップを綺麗に決めたら リップアクションからのプルインを狙ったチャージをメイクしたり、インサイドのバレルセクションをこじ開けたりと、きっちりと乗り込んでくるサーファーがたくさんいた。やはりレベルは高いよね。台風の波でやるのはあくまでも自己責任。きちんとサーフィンできる人にしか楽しめないものなんだ。

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