波乗りでん助

~ サーフィン総合研究所 ~

冬のノースショアのセオリー。冷え込んだ朝方にはビッグウェイブが襲来する。

12月 8th, 2014 · No Comments

明け方の冷え込みがグンと厳しくなってきたなと感じた今朝のこと、眠気覚ましのウォーキングでサンセットビーチに向かったところ、途中にあるクリス・ラーセン画伯邸の辺りで波のブレイク音が聞こえ始めました。
そこから上り坂を越えてビーチサイドに出てくると、サンセット全体の海が真っ白で波の渦になっていました。
雲一つない青い空に、ヒンヤリとした冷たい空気に、海には轟音とともに向かってくるビッグウェイブ。
キャミーズへのカレントはうねくりながら速い流れとなって渦を巻いています。沖を見れば、ずっとずっと沖からジャイアントな波が何本も連なって割れています。波のサイズは10ft – 12ft~15ftは確実にあります。これこそが冬のノースショア。サンセットビーチの絶景でした。

しかしそれ以上のサイズの波は入ってきそうもありません。どうやらワイメアではなさそうな感じです。
ならばと朝の8時からサンセットにパドルアウトした堀口真平は、サクサクッと5本の波を捕まえて、「沖に出てみたら想像以上にでかかったから、、』と、クローズ寸前のハードコンディションで大切なボード(7’6”)を折らないうちにと帰ってきました。こういった真平の判断には長いノースショアライフの経験が活かされているんですね。
昼の休憩を挟んで午後からは波のサイズが落ち着いて来たのでバックドアエリア経由でラニアケア、ハレイワをチェックに向かいましたが、どこもオンショアでジャパニーズプロ達の姿は発見できません。そのかわりにビーチには日曜日の家族連れが多く混雑で道路のパーキングスペースはずっとビッシリ。

明日から始まるパイプラインマスターズは空前の人出が想像されるところです。なので、でん助はここいらでニック宅へ帰還。
夕暮れのサンセットショアブレイクでスイミングしながら日没を迎えたのでした。

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