日本のサーフィンを語るとき必ず出てくるのが茅ヶ崎。その茅ヶ崎の駅から東海岸の海へとまっすぐ続く加山雄三通り、その道から海沿いの134線の防風林が見えだして、周りの空も空気も海の香りに包まれだすところにフリュードパワーがある。
ティーンエイジャー時代をハワイで過ごし、タウンのワイキキとノースのサンセットでサーフィンに明け暮れてロコに認められるビッグウェイバーとなり、日本に戻ってからはプロサーファーでありシェイパーであり、ファミリーの良きパパとなったジョージさん。ハワイと日本の両方にしっかりと軸足をすえたライフスタイルは羨ましいかぎり。しかも、それが今も若々しくかっこ良く出来るというのがジョージさんの魅力。湘南サーフィンを語らせたら、「やっぱり茅ヶ崎が一番でしょう」といって譲らない筋金入りの茅ヶ崎ローカル達を優しく束ねる重鎮の１人でもあります。
３８年前、でん助は初代サーフィンワールドに入社。fluid power はお得意さんでした。店名となっている『fluid power』とは、『波のパワー』、『サーファーの気力』、それぞれを込めたんだとジョージさんが教えてくれたのを昨日の事のように思い出しました。時間は水のごとくに歴史は流れていくものですが、４０周年を迎えたという事は、日本では間違いなく歴史トップ１０は確実の老舗サーフショップ。なかなかあるものじゃありません。
ジョージさん、かよさん、おめでとうございます。
