波乗りでん助

~ サーフィン総合研究所 ~

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ダブウェットスーツ40周年祝賀コンテスト & 東京オリンピックでの活躍に期待される吉浜ボーイズの2人に注目です

10月 5th, 2015 · No Comments

左が松下諒大、右が村上舜。神奈川県と静岡県の県境にある、湯河原町の吉浜で育まれたサーフィンサラブレッドともいえる2人であります。
 東京オリンピックの追加種目にサーフィンが選ばれたということで、現在の日本のサーフィンシーンは大きな変革期に突入。しかもそれを後押しするかのようにプロコンペティションシーンでは一気に世代交代も進行中。先日USオープンで優勝し世界に名を知らしめた千葉の大原洋人、今年のJPSAグランドチャンピオンを獲得した三重の仲村タクミ、そして今シーズンに大躍進を遂げてJPSAトップシードに名を連ねてきたこの湯河原の2人と、いずれも1996年〜’97年生まれで同学年の19歳。立ちはだかる強豪先輩達を押しのけて、ティーンエイジャーの彼らが暴れまくって、日本のサーフィンは世界レベルの扉を開こうとしています。

でん助が久しぶりに吉浜に出かけていったのは、吉浜ボーイズに会うというのも一つの目的で、設立40周年を迎えたダブサーフィングウェットスーツが開催した祝賀コンテストにも参加するためでした。でん助は40年前の設立以来ずっとダブウェットを愛用してますからね。そして2つ目が、国内外から集まるたくさんのレジェンドとプロサーファーに会うためです。さすがにこれも思惑通り、ダブがサーフィングウェットスーツとしてこれまでに積み上げてきた業界トップの歴史と伝統を感じさせてもらいました。
 ファウンダーである戸倉さんは夫妻で登場し笑顔で挨拶。社長の座を公認の猪俣さんに譲られて早くも来年で4年。今では会社の仕事はほとんどなくなり、それならばと雪深いバックカントリーからローカルオンリーのグッドチューブへと、日本全国を愛車のディーゼルキャラバンを駆って精力的に動き回っているんですから、鎌倉から一歩も出ない独居老人状態のでん助には頭が下がるばかり。戸倉さんにはライフスタイルを含め、サーフィンを極める先達としての一つのお手本を見る気がします。

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