R1の11ヒートに青ジャージでクレジットされたまま３日間もコンテストが延期となり、宙ぶらりんにほったかされたストレスを一気に晴らすかのような、一撃必殺のフロントサイドだった。狙いすました角度から得意のオフザリップ。さらにインサイドにつないでから、これでもかとばかりにリップをヒットして激スプレーを巻き上げてフィニッシュ。ヒートの主導権をパーコに握られて、いい波となかなかリズムが合わずに迎えたヒート後半、じりじりと負けパターンが見えてきたかに見えたオレアリーだったが、目の上のたんこぶだったパーコがポジションチェンジでいなくなった直後。逆転の7,17を叩き出すフロントサイドが炸裂した。
ヒートを終えたオレアリーはキッズへのサインに応えながら、でん助のレンズにも視線をくれながら快心の笑顔。エフカイのチャンネルで割れるレフトにこだわりぬいて、最後までぶれずにフロント勝負で勝ち抜けた意味は大きい。グッドスタートをもぎとり、これからどこまで勝ち上がってくれるのかが大いに楽しみになってまいりました。ゴー！オレアリー！！！
