波乗りでん助

~ サーフィン総合研究所 ~

ワールドカップの陰に隠れて、午前中のパイプラインでは思わぬタイミングでジャパニーズたちにチャンス到来!!

12月 8th, 2014 · No Comments

今日は一年ぶりにパイプラインのバンザイビーチの砂の中を歩いてきました。
ワールドカップの決勝本番は昼過ぎてからなんで、その前はパイプラインを見ようということです。
バンザイビーチの砂浜は深くて重いから歩くのがしんどいんですよね。でん助は得意ではありません。しかし同行したビデオグラファー桜井の言うことに従って、とにかくブレイクの一番近くで見ようと、ビーチの先端ボルコムハウスの正面で最初のチェックに入りました。
さすがに目の前で見るパイプラインは迫力があります。
セットは強烈なノースセット8ftプラスが炸裂してビッグバレルとなりますが、その1本がなかなか入ってきません。手前のインサイドでサイズ落ちの4ftナゲットバレルをキャッチして気持ちよくなる。そんなローテーションに見えました。
でん助がパイプにいたのは、天気の様子を見てから出かけて来たんで9時半から11時過ぎぐらい。そのとき入っていたジャパニーズが、川畑友吾、野呂海利、浜瀬 海、大橋海人、仲村拓久未、関本海斗、新井洋人、大原洋人、河村海沙、脇田貴之というメンバーで、そこにいたのが現在世界チャンピオンを争っている注目のガブリエルとファニングの2人、オージーのドリントンともう1人ぐらいで、カラニチャップやロコサーファーがいない拍子抜けのガラガラ状態。
ジャパニーズはサイクルのローテーションに入った関本海斗がバックドア、大橋海人がパイプライン。手前では野呂海利に新井洋人がチューブをゲット。岸で構えるフォトグラファー達のシャッター音が波の音しか聞こえないビーチで続けざまに響き渡ってました。
ワールドカップの決勝は10?12ftのビッグサンセットが舞台となる最高のフィーナーレを迎えました。
しかも決勝を戦うメンバーも凄かった。地元ハワイからはダスティン・ペイン、イアン・ウォルシュ、セバスチャン・ジースとトップ3が見事に集結。そこにタヒチからの最強の刺客ミシェル・ボレーが切り込んでくるという試合展開。
ビッグリッピングにビッグカービィング、そしてディープバレルとこれまでのビッグサンセットでも見たことがないアクションマニューバーが炸裂しました。勝負を決めたのは残り10分にミシェルが決めた9.93のチューブライディング。
この1発でそれまでトップを快走していたダスティンの夢が一瞬で消えてしまった。

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